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あなたのピロリ菌はどこから?原因と対策を知る

あなたのピロリ菌はどこから?原因と対策を知る 胃の粘膜に棲みつくピロリ菌は子供のころに一度感染すると除菌をしない限りは胃の中に棲み付き、胃潰瘍や胃がんの原因になることが知られています。
このピロリ菌がどこから感染するのかというと、その感染経路はまだはっきりとは分かっていません。
しかし、いくつか言われているのが幼少期に生水を飲んで感染した可能性が高いということです。
幼少期の胃は酸性度が低くピロリ菌が生き延びやすいからです。
現在の整備された水道では生水を飲んで感染することは少ないと考えられますが、現在の母親世代が幼少期に感染したものが子供への食べ物の口移しなどをすると子供に感染することも考えられます。
生水に関しては神経質になることはありませんが、海外ではまだ上下水道が整備されていない所もあり、旅行中に飲んだ水から感染することに注意しなければなりません。
そして、ピロリ菌の感染率の高い世代の人は乳幼児に口移しで食べ物を与えないようにすることが必要です。

病院でピロリ菌を除菌しておけば胃の疾患は防げる

ピロリ菌の無症候者(自覚症状がない感染者)が保菌している率は年齢を重ねるにつれて高くなり、20歳で10%、40歳で20~40%となっています。
衛生環境の悪いところでは感染率が高くなりますので、戦後の衛生状態の悪いときに産まれた世代はもっと高い保有率と言われています。
ピロリ菌に感染していると、胃潰瘍や胃ガン、慢性胃炎の原因となりますので、症状が無くても除菌することが勧められます。
ピロリ菌に感染していることがわかった場合、飲み薬を飲むことで治療することができます。
具体的にはプロトンポンプ阻害薬と、抗菌薬のアモキシシリンとクラリスロマイシンの3種類を1週間飲み続けるという方法で治療を行います。
これを一次除菌と言います。
万が一この一次除菌に失敗してしまった場合は、クラリスロマイシンの代わりにメトロニダゾールという薬を使用して二次除菌を行います。
ピロリ菌を保有しているかどうかは尿検査や採血で調べることができます。
また、上部内視鏡検査を受けることにより、保険診療で治療を行うことができます。
職場の検診や人間ドックで胃炎が見つかり除菌を勧められることも多いようです。